2011夏旅:モスクワ・シェレメチボ空港

…舌を噛みそうな名前。

この旅での乗り継ぎはモスクワでした。
私にとっては、初めて降り立つモスクワの地。
ちょっと時間があったので、空港内でお茶することに。

Img_1945

カウンターには愛想のないお姉さんが立っていて、こちらが注文する前から

「Only rouble!」

と、つっけんどんに言い放ちます。
こわい。

ただの乗り継ぎなんだから、ルーブルなんて持ってる訳ないじゃん。
が、カードは使えます。なら、そんな言い方ないんじゃ…と日本人の私は思ったのでした。

あまりうまくない生オレンジジュースを飲み、ぼちぼちと乗り継ぎカウンターに向かったのでした。

カウンター、並ぶ並ぶ。
ボディチェックも並ぶ。
そして、ボディチェックの入り口にはサングラスをかけた仏頂面のでっぷりとしたおばさんがでーんと腰掛けていて、その迫力といったら。
こわい。

かくして、初のモスクワ体験は終了。
もちろん、あんまり印象はよくなかったです…coldsweats01

もうひとつのブログ

こちらのブログの内容が旅行メインになってきたので、日記的なブログを別に作りました。

昨年のクリスマスに教会で洗礼を受け、今年からパイプオルガンを習い始めるのでその話や、文鳥たちのこと、その他日々の生活のことはそちらのブログに書いていこうと思います。

アドレスはこちらdownwardleft

ことりオルガン
http://micotori.blog.fc2.com/

こちらのブログはタイトルを変えて、旅行記専用にします。
プーリアもまだ1回しか書いてないので…続きも少しずつ書きます(^^;

どちらもよろしくお願いしますheart04

2011夏旅:イタリア・プーリア州へ

今年の夏もイタリアに行ってきました。
今回はイタリアのかかと辺りにあるプーリア州へ。
同居人は一度訪れたことがあり、ぜひ再訪したいとして決まった行き先です。

<今回の旅程>
チステルニーノには行こう、ということになっていましたが、滞在中のスケジュールはほとんど決めていませんでした。その日の体調や気分で行く場所を決めた感じ。

8月7日: アエロフロートロシア航空 成田ーモスクワーミラノ(Malpensa)
      ミラノ泊

8月9日: アリタリア航空 ミラノ(Linate)ーバーリ
      オストゥーニ泊(〜12日まで)

8月9日: オストゥーニぶらぶら

8月10日:マルティーナ・フランカへ

8月11日:チステルニーノへ

8月12日:アリタリア航空 ブリンディシーミラノ(Linate)
     少しミラノ市内を見る ミラノ泊

8月13日:アエロフロートロシア航空 ミラノ(Malpensa)ーモスクワー成田
     14日午前中成田着

<航空券>
彼が見つけたebookers.com(英語のみ)というサイトで購入。
10万円台だった…と思います(自分が決済してないので自信ない)。
イギリスのサイトのようで、ポンド決済でした。

いつも最初に見るのはetour(国内サイト)だけど、探した時期(6月頃だったと思う)にはすでに高くなり始めていて、15万超ばかりの上予約も取れない。
私は自分だけで探して予約したことはないのでよくわからないのだけど、etourは検索、予約〜決済までネットでできてしまうのがよいらしいです。
が…空席検索でOKだったのに最後の画面で「そのチケットない」となってしまったり(けっこうある)、メールやTELの対応が悪い(彼曰く)ようです。

イタリア国内線はskyscanner(日本語サイトあり)で。
なぜかアリタリアがLCC並みに安かったらしく、アリタリアに決定。

<ホテル>
いつも通り、BOOKING.COMで。
ヨーロッパはエクスペディアよりこちらの方が充実しているような気がします。
口コミも多いし。


2010冬旅:機内食図鑑

恒例の機内食図鑑です。
今回は往復ともANA、約4時間のフライトでした。
行き帰り1食ずつです。

まずは行き。
ANAはサイトであらかじめメニューが見られたので、はじめからかにめし狙い。

Img_1018

さすが日系、うどん付きです。
デザートにはとろけるプリンが。エアチャイナの淡雪を洋風にしてさらにまずくしたような謎の四角いデザートとは訳が違う…。

そして帰り。

Img_1168

これもメニューをチェックしてあり、肉の黒こしょう焼きを選択。
またうどんが。いつもうどん付くんだろうか。
デザートは中国のお菓子でした。味は忘れてしまったけどまずいという記憶はないので、多分それなりにおいしかったんだと思う…。

エアチャイナよりはやっぱり日本人の口には合うのか、おいしく感じました。
(エアチャイナでも、やったー当たり〜!と思うことはないわけではないです。ビールはけっこうおいしいし)

さて、今夏のイタリア旅行で使う航空会社はなぜか妙にこれだけ安かったアエロフロート。
どんな食事が出るのやら…。

2010冬旅:シェラトン アモイホテル 厦門喜来登酒店

最後の1泊はちょっと豪華にシェラトン。お正月だし。
海上花園酒店をチェックアウトして本島へ渡り、タクシーでシェラトンへ向かいました。
このホテルはちょっと繁華街からは離れています。

しばらく走って脇道へ入ると、いきなり正面に現れたホテル。
運転手のおばちゃん、建物が見えたとたん大声で笑い出しました。

Img_1169

…だってこれだもの。
ガイドブックやネットで外観はもちろん知っていたのですが、実際に目にすると圧倒されるというかやりすぎというか、やっぱり笑ってしまいました。

でも、さすがはシェラトン。
接客も施設も大変よろしかったです。

泊まったお部屋は部屋はこんな感じ(ちょっと写真が暗いですが)。

Img_1164

バスルームの内装も凝っています。
タイルがオパール色でかわいい。

Img_1167

翌日帰国だったので、あらかじめフロントにタクシーを呼んでもらうよう頼みました。
ここは珍しく私が英語で挑戦。
ほかにフロントに客がいなかったせいか、フロントの男性1人・女性2人の計3人で私のつたないワンフレーズを聞いてくれ、男性が親指を立てんばかりにして「もちろんです、明日11時ですね」と答え、3人そろって微笑まれた時にはなんだかホテルのCMみたいなシーンになり、妙に気恥ずかしい感じがしました。うれしかったけど。

夜は疲れも溜まっていたのでルームサービスで。
なんだかおしゃれアジアン食卓。

Img_1166

ホテル内のスパにも行ってみました。
ミレニアムハーバービューホテルでもスパに行ってみたのですが、ホテルスパ初体験の彼がはまってしまったようでした。高級ホテルでも、日本のホテルスパの3分の1かそれ以下くらいの値段で施術が受けられるのもうれしいところ。
(日本のホテルスパには行ったことないです。何せ高い…)

ここでは、前から興味のあったホットストーンのコースにしました。
最初にシャワーを浴び、ベッドに横になると両手に温めた石を握らされます。
最初はちょっと熱かったけど、しばらくするとそれほど気にならなくなりました(彼は熱すぎてちょっと冷ましてもらったよう)。
それから、アロマオイルを塗って、手に握っている石と同じ温めた石でマッサージしてくれます。
…気持ちいい。全身がほっかりしてきます。
嫌味な旅行者になってしまうだろうけど、スパ三昧のアジア旅行なんかしたら幸せだろうな…。

翌朝、窓から見える公園で太極拳をしている人々を発見。
どうやらこのシーンが見たかったらしく、彼はその公園へダッシュ。
私は部屋に残ってしばらく見ていました。
彼はその公園からこっちに向かって手を振ったらしく、部屋に戻って来て「見えた?」と言ったのですが、それは私が目を離した後だったようで何のことかわからず「?」。
「せっかく手振ったのに〜」
そんなこんなで空港に向かう時間となり、アモイの旅は終わりへと向かうのでした。

2010冬旅:お茶のこと

これまでに何回か、イタリアへの乗り換えで北京空港に滞在したことがあり、お茶だけはハズレがないなぁといつも思っていました。
アモイのある福建省は鉄観音の産地ということもあり、おいしいお茶に出会えるかなというのも期待のひとつでした。
中国茶に特別詳しい訳でもなく、ごくたまに専門店に行ってもつい「ジャスミン茶」とかおなじみのものを頼んでしまうくらいの知識レベルなのですが。

そして、そこには期待以上のお茶の風景。
歩いて一周できるほどの狭いコロンス島内にもお茶屋さんがひしめいており(これは観光客向けなんだろうけど)、本島にも大通りから小さな路地にまで本当にお茶屋は多かったです。
そして、店頭やお店の中では、ほとんどどこでも老若の女性が大きな竹ざるに入った茶葉を選り分けている風景が見られました。

Ochaya


コンビニなんかではペットボトルのお茶もいろいろ売っているのですが、「マイ水筒」を持っている人を多く見かけました。土楼に行く時に同行してくれたガイドさんも、お茶を入れた水筒持参でした。
そして、あちこちの路地で頻繁に目にしたお茶セット。

Ocha

こうした軒先に座って延々とお茶を飲んでおしゃべりしていたり。

土楼に行った時の昼食の際にも、こうしたお茶セットが食卓と別にあったテーブルに置いてあり、ガイドさんは手慣れた手つきでお茶を淹れてくれました。
杯のような小さな湯のみなので、すぐ飲んでしまうのですが、するとすぐに注いでくれます。
彼女に、自分の家でもこうしたやり方で飲んでいるのかと聞くと、そうだと言います。
食後などにテレビを見ながら、家族で延々と飲み続けるのだそう。
食事は口に合わなかったと前に書いたのですが、お茶はやっぱりおいしかったです。不思議。

さて、それならばやはりお茶は買って帰らねばということになります。
コロンス島を去る前に、大きな門のある、大きなお茶屋さんに入ってみました(明らかに高そうだったけど)。
門をくぐると中庭があり、それを囲むように幾部屋かあって、お茶セットでお茶を飲んでいる人々が。
その一角にお茶を陳列している所があり、そこに行くと側にあったお茶セット席をすすめられて、何が欲しいか聞かれます。
やっぱり(それしか知らないし)鉄観音と答えると、等級の違う何種類かを飲ませてくれます。
こちらがもういいと言わないと際限なく注がれてしまう(笑)
ここのお店のお勧めは、と聞くと、「豆漿茶」というお茶を淹れてくれました。
見た目はこう言っては何ですが、ウサギのフンっぽい。
水色はほうじ茶を薄くしたような感じで、飲んだ後口の中がほんのり甘くなる、不思議なお茶でした。
花祭りでお釈迦様の像にかける甘茶のような味です。

そこで、彼が店員の女の子に「あなたたちもこのお茶を飲んでるのか?」というようなことを英語で聞いたけれど、通じなかったので筆談で「貴女〜」と書いたら、ちょっと困ったような笑みを浮かべました。
多分、「貴女」って高貴な女性、的な意味になってしまったんじゃないでしょうか。
なので、紙に「I→我」「you→?」と書くと、「你」と。
そうか、「あなた」は「你」だったのね。
で、やっと言いたいことが通じ、みんな飲んでるという答えを得ました(真偽は別として)。
この不思議な後口のお茶が気に入ったので、鉄観音とこの豆漿茶を購入。

帰国後は、アモイの人々のマネをして、タンブラーに買ったお茶葉を入れて持っていき、会社で何度もお湯を足して飲んでいました。
お茶葉が日本茶より大きいから飲み口から出てこないし、お湯を何回足しても1日味が持つので重宝していました。

さて、高級お茶屋で買った豆漿茶、日本でいくら検索しても出てきません。
このお店独自の名付けなのか、私たちが間違って聞いた(漢字を見た)のか…。
が、楽天の中国茶専門店で似たお茶を見つけました。
鉄観音と同じ烏龍茶カテゴリーの中に、あのウサギのフンのような見かけのお茶葉を発見。
後口が甘いという説明も当てはまります。
ただ、このお茶は金木犀の香りもつけているようで、私たちが買ったものとは少し違うよう。
名前も全然違っていたし。

アモイで買ったお茶は全部飲んでしまったので、その後はその楽天のお店で鉄観音ともともと彼の好きな龍井茶を買ったのですが、ウサギのフン茶は結局まだ試していません。
今あるのがなくなったら、今度は買ってみようかな…。

2010冬旅:アモイの年越し

2011夏旅の行き先と日程が決定してしまったので、急ぎ冬旅アモイの旅行記を終わらせねば…。
今年の夏旅はイタリア大好き同居人の意向でやはりイタリア。今回は南部プーリア州です。

さて。

土楼から帰って来て少しホテルで休み、2010年最後の夕食を食べにいくことにしました。
中華料理に音を上げた同居人は洋食を希望。コロンス島側から見える本島のピザハットに行ってみることにしました。
日本では宅配でおなじみのピザハットは、こちらではそこそこいいレストラン扱い。ビルの最上階にあります。
1階エレベーター前にはすでに何組かのお客が待っており、店員さんが順番に誘導していました。
その彼に名前を告げ、しばらく待ってエレベーターに乗りお店へ。
しかし、お店に入ると、店員の女の子が整理券的なものがないと案内できないと言います。
それは1階でもらうべきものだったらしいのですが、1階の店員さんからは私たちはもらってない。
女の子は、1階に戻ってそれを取って来てほしいと言っているようです。
そこで彼ぶち切れ。
「(整理券が渡されなかったのは)店のミスだ。お前が取ってこいや!」(英語)
それでぷんぷんしながら店を出る彼を焦って追い、とりあえずビル1階のカフェで怒りを鎮めることにしました…。
メニューに英語が併記されていなかったので勘で頼んだらあったかいコーラが出てきた…。

そこでガイドブックを見て、地中海料理のお店があるホテルに行ってみることにしました。
タクシーを拾い、そのパンパシフィックホテルを指差したのですが、降ろされて気がつくとそこはマルコポーロホテルだった…。
まあいいだろうと中に入るも、洋食レストランがあるようなないような、よくわからなかったので結局歩いてパンパシへ移動。
パンパシはリニューアルした直後のような感じで、とてもモダンなホテルでした。
目的のレストランに行くと、今日はコースメニュー1種類のみとのこと。しかもかなり高い。
中国のメインのお正月は旧正月ですが、1月1日は休日になっているようで、どうやら大みそかの夜はクリスマスと同じような感じで捉えられている気がしました。
日本でも、クリスマスイブのディナーはコース1種類だけでばか高かったりしますよね。
そういう感じ。

コース食べるほど二人ともお腹が空いていなかったし、値段もばからしいので店には入らず、1階のバーに行ってみました。
でも、ここもやはりコースというか値段が決まっている状態(ライブがあるかららしい)。
しかし、彼が1杯だけで長居するつもりはないからと交渉すると、さすがはいいホテル、了解してくれました。
すべてのテーブルの上にはキラキラ三角帽とビニールでできたカラフルなレイみたいなもの、さらに吹くとびよーんって伸びてピューって音がするやつ(名前がわからん)が置いてあり、今夜の喧噪を予感させます。
ただ、私たちが入った時間は結構早く、お客は私たちだけで、静かに飲むことができました。
途中で複数家族なのか一族みんななのか、子供と老若男女の集団が入って来てすこしにぎやかにはなったけれど、結局つまみもちょこちょこ頼んで、長居しないからといいつつライブが始まってしばらくくらいまでは粘っていました。
彼はシガーまで頼んでご満悦…。ちょっと吸ってみたけどくらくらしてこれはきつい。

Toshikoshi_3ホテルを出てタクシーを拾い港まで行き、渡し船に乗ってホテルへ戻る途中にビールとお茶を買い、ホテルでささやかな大みそか祝いを続けましたが、かなり疲れたらしい彼は年越し前に爆睡。
しょうがないので、パンパシのバーからこそっと持ち出したビニールレイとピューピュー鳴るやつを取り出し、ひとりで年越し祝い。

朝も私だけちょっと早起きして、ちゃんと初日の出を拝みました。

Hatsuhinode

エトワール

退職後、時間だけはたくさんあるので、よくDVDを借りて観るようになりました。
今回は、パリ・オペラ座のダンサーたちを追ったドキュメンタリーです。

フランス語で「エトワール」は「星」。
オペラ座バレエ団で最高のダンサーたちに与えられる称号です。
ダンサーたちは入団後、最下位の「カドリーユ」から始まって、「コリフェ」「スジェ」「プルミエ・ダンスール(女性はダンスーズと言うようです)」と試験を経ながら階級を上がっていくのですが、「エトワール」だけは芸術監督が任命する特別な称号。

そのエトワールたちをはじめとして、すべての階級のダンサーたちと舞台の裏側に取材したものです。

いつからか、踊ることに対して非常な魅力を感じるようになっていました。
踊る体は美しい、どんな踊りでもそう思います。
自分の体ひとつですべてを表現しようとすること、それを自分では完璧と思わずとも実現できることに羨望を感じます。

取材者は様々な質問をダンサーたちに投げかけます。
時に、その答えは人によって相反することが印象的でした。

ひとつの例として、ある女性ダンサーは「バレエ学校から一緒でも、ずっと周りはライバルであることは同じ。本当に心を許せる人はいない」。
しかし、ある男性エトワールは「バレエ学校時代から一緒に過ごした仲間。踊った後は10年前のように心から笑え合える間柄だ」と言います。

客席から観れば、まるで重力が存在しないように軽やかに華麗に舞台で舞っているダンサーたちですが、舞台上ではトゥシューズの立てる音が常にカタカタカタカタと鳴っていました。
そして、舞台から袖に引き返したダンサーたちは汗まみれで、崩折れるように座りこみ、苦しそうに肩で激しく息をしています。

毎日の厳しい稽古、自分でトゥシューズを修理しカスタマイズし、時に爪が割れ足が血まみれになり、そして、ベストな状態を保つために夜遊びなんてしない。
自分の出番がなくても演目の立ち位置や振りを詳しくノートにメモし、万一代役が回ってくることに備える。
…何かの宗教の修行者のようにも見えてきます。

実際に、ある女性ダンサーは、修道女になりたかったと言っていました。
俗世間から離れ、何かに仕える生活がしたかったと。ただ、自分の性格は宗教生活に入るには俗っぽくて、こっちに来たと。

そして、女性には結婚と出産という気がかりもあります。
妊娠=キャリアの途絶を意味する場合がほとんどだからです。
「体型が崩れる」
でも、引退後に何をしたいかと聞かれ、男性が「何も考えられない」というのに対し、女性は「母親業」と答える人がいました。
今、軽いけれども病気を抱え、通院と投薬を続ける身としては、思わず共感してしまうような言葉でした。

さまざまに投げかけられる質問に対し、ダンサーたちから返ってくる言葉は様々でしたが、「踊ること」に対する考えや思いはほぼひとつでした。
それなしでは生きていけない。
それが自分の人生のすべて。
舞台はとてつもない恐怖だが、踊ることは麻薬のようなものだ。

ある男性ダンサーの言葉が、一番心に響きました。
「内気だからダンサーになった」
この言葉には、ひどくひどく共感したのです。

音楽を学んでいたので、バレエ音楽についてはそれなりの知識もあり、大学時代の文献購読でニジンスキーに関する文献を読んだこともありました。
でも、恥ずかしながら実は実際にバレエの舞台を観たことはなく…
一度、生で舞台を観に行きたいと思いました。
踊りで生きるダンサーたちに敬意を表すために。

エトワール デラックス版 [DVD]

2010冬旅:客家土楼を見にいく

久しぶりの旅行記録…もう春なんだけど。

旅の3日目の大みそか、気になっていた客家土楼に行くことにしました。

旅行を計画した頃から、世界遺産のこの土楼群を知ってさんざん盛り上がって、どうやって行こうかとかガイドをつけた方がいいらしいとかいろいろ言っていたわりには、手配をしたのは前日の30日。

海上花園酒店を予約した旅行会社STMに電話し、ガイドと車をお願いしました。

最初は、最も有名らしい永定の土楼を希望していたのですが、行くのに半日くらいかかるようで、もう少し近く車で3時間程度で行ける南靖の土楼を勧められたようです(電話したのは彼)。

待ち合わせはコロンス島の船着き場、朝9時。

ひどい渋滞だったらしく、ガイドさんは少し遅れてやってきました。

黒のセルフレームの眼鏡、スキニージーンズにちょっとヒールのある靴の、日本の大学生のような女の子。

一瞬「この子で大丈夫か?」と思ったのですが、後で聞いたら彼女は25歳で学生ではなく専業のガイドでした。

大学で勉強したという日本語もよく話せて、こちらの言うこともほぼ理解してくれたので、コミュニケーションはほとんど問題なし。

渡し船に乗って対岸に渡ると、白い業務用のようなワゴン車と運転手さんが待っていました。

運転手はこちらも若い男の子で、言葉は通じないけど韓流スター的な顔立ちながら素朴な印象で、いつもにこにこして感じがよかったです。

ワゴン車の後部座席に乗り込んで、出発。

アモイ島と本土との間に架かる橋を渡り、中国本土へ。

本土側にも高層マンションがたくさん立ち並んでいます。ガイドさんによれば、島に住む方がステイタスが高いとのこと。

しばらく走ると高いビルは姿を消し、くすんだ建物とお店、畑の風景になってきました。

イタリアでもそうだったけど、こういう所を見ると違う国に来てるんだなと思います。

畑には、背丈ぐらいの大きな葉っぱがわさわさと広がる植物が植えられていました。

これはバナナなんだそうな。暖かい地域だから、果物の栽培が盛んらしいです。

途中、ガソリンスタンドで1回の休憩を挟み、3時間くらいで土楼の入口らしき建物に着きました。

そこで入場券を買って、さらに車で土楼のある場所まで行くようです。

土楼に向かう前にまずはお昼ごはんを、ということで食堂へ。

見た目はすごく大衆的な感じだけど、離れに個室がいくつか並んでおり、そちらに案内されました。

この辺りはレストランがほとんどないから、お口に合えばいいんですけど…とガイドさんが心配してくれたのですが…。

あまりお口に合いませんでした…。ここだけじゃないけど、やっぱり全体的に油っぽいなと感じてしまいます。

そこからは片側1車線で道は比較的整備されているもののかなりカーブがきつい道が続きました。

やっと車が止まり、道の端に設けられたデッキから下を見ると。

Dorougaikan_2 

ついに出会えた土楼。方形の屋根とそれを取り囲む丸い屋根、山の中に突如として現れる幾何学的な形。不思議な眺めです。

それから細い階段を降りて土楼へ近づきます。

Kaidan_2 

途中、観光客用ではないトイレをちょっとのぞいたら、みごとに長い溝だけ切ってあるニーハオトイレでした…。

近くで見る土楼は、石をきっちり詰めた土台と土で厚く塗り込まれた壁とで何とも頑丈そうです。

Kabe_2 

1階部分に窓がなく、上方にある窓も小さいのは盗賊などから守るためらしいです。

土楼の周りに溝が切ってあるのは風水上の理由で、お金がよく巡るようにとのこと(…多分。うろ覚えなので自信ないです)。

門をくぐり、土楼の内側に入るとこんな感じ。

Nakaniwa1

Nakanwa2Nakaniwa3_2

Hokora

Inu

Niwatori

Tobira 

強固に守られた壁の中、中庭をぐるっと囲んだこんな住居で一族暮らしていたら、それは結束は固くなろうというもの。

現在、この中庭では、いろんなお土産ものを売っています。

土楼グッズのほかには、お茶や霊芝が目立ちました。

Reishi

外側にもお店が出ていたりしますが、小さな畑があったり、何かが干してあったり、おばあちゃんが佇んでいたり、ここでの生活の息遣いが感じられます。

Hoshi_2

Sentakumono

Tatazumu_2 

次は山道を下り、別の土楼へ。

現存する最も古い土楼とのこと。ここは先ほどの土楼群より高く、5階建てでした。

Dorou2

中に入ってみると、よく見ると柱が斜めになっていたりするので少し心配…。

ふと気付くと、運転手のお兄ちゃんが隅っこのお茶売りの所で座りこんで売り子とお茶を飲んでおり、それが何だかとてもよい光景でした。

<おまけ>土楼中庭で見かけたもふにわとり

Mofu

しあわせ湯たんぽ

冷えとりを始めてから、湯たんぽを買いました。

いまどきのレンジでチンするやつでも、プラスチックでもブリキでもなく、いちばん扱いの面倒くさそうな陶器製。

それは、前述の2冊はどちらも陶器製を勧めているから。感化されやすいのです、けっこう。

靴下も天然素材なら、やっぱり湯たんぽだってそれに近い方がいいような気もしたし。

楽天で「陶製湯たんぽ」とか「陶器 湯たんぽ」で検索するとけっこう出ます。私が買ったのは、確かお値段2,000円程度。

Img_4655

こんなの。

買ったのはまだ真冬の2月頃だったと思います。

本当は寝るときに使うものだと思いますが、私はそれは考えていませんでした。

ベッドに入れたら、陶器製だけに寝ている間に蹴り落として割りそうで怖いから。

私が、ではなく同居人が、です。

私はそこそこ寝相がよいけれど、彼は夜中にけっこう動くので危険な気がして。

私が主に使おうと思っていたのは、自室の机に座っている時。

朝起きて化粧をする、朝食を摂る、帰ってから小鳥と遊ぶ、ネットを使う…などなど、家にいる間にこの机の前にいることはけっこう多いです。

部屋が北側でデスクはその窓際なので、足下がかなり冷えます。

というわけで、ここに座っている間に足を温めるものとして使おうと思ったのです。

湯たんぽが届いた夜、さっそくお湯を沸かして入れ、古いバスタオルで包んで机の下に置き、足を載せてみました。

載せてしばらくは何も感じないのだけど、ほどなくしてじわわわ〜と伝わる温かさ。

あったかいというよりぬくい、という言葉の方がぴったりきます。

直線的でない、やさしい温かさです。

これでひざかけで脚を包めば、真冬でも足下が冷たくて不快ということはなくなりました。

私だけちょっとお昼寝する時や、同居人が調子が悪いとか寒いとか言って横になっている時にはベッドに入れて使うこともあります。

布団の中に入れると、これがまたほんわかした幸せな温かさ。

温かさは長持ちするし、必要なのは朝と夜、1日2回分の水とそれを沸かすガス代だけなので経済的(多分…電気使うよりは)。

キルティング布で作ったカバーが一緒に売っていることがありますが、私は今のところバスタオル包みで間に合ってます。

足を載せているうちに、たまに包みがずれるのが難点ですが。

そのうち袋…作るかもしれません。気が向いたら。

«地震のこと…その3:小鳥の備え

2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      

twitter

無料ブログはココログ