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2011年4月

2010冬旅:客家土楼を見にいく

久しぶりの旅行記録…もう春なんだけど。

旅の3日目の大みそか、気になっていた客家土楼に行くことにしました。

旅行を計画した頃から、世界遺産のこの土楼群を知ってさんざん盛り上がって、どうやって行こうかとかガイドをつけた方がいいらしいとかいろいろ言っていたわりには、手配をしたのは前日の30日。

海上花園酒店を予約した旅行会社STMに電話し、ガイドと車をお願いしました。

最初は、最も有名らしい永定の土楼を希望していたのですが、行くのに半日くらいかかるようで、もう少し近く車で3時間程度で行ける南靖の土楼を勧められたようです(電話したのは彼)。

待ち合わせはコロンス島の船着き場、朝9時。

ひどい渋滞だったらしく、ガイドさんは少し遅れてやってきました。

黒のセルフレームの眼鏡、スキニージーンズにちょっとヒールのある靴の、日本の大学生のような女の子。

一瞬「この子で大丈夫か?」と思ったのですが、後で聞いたら彼女は25歳で学生ではなく専業のガイドでした。

大学で勉強したという日本語もよく話せて、こちらの言うこともほぼ理解してくれたので、コミュニケーションはほとんど問題なし。

渡し船に乗って対岸に渡ると、白い業務用のようなワゴン車と運転手さんが待っていました。

運転手はこちらも若い男の子で、言葉は通じないけど韓流スター的な顔立ちながら素朴な印象で、いつもにこにこして感じがよかったです。

ワゴン車の後部座席に乗り込んで、出発。

アモイ島と本土との間に架かる橋を渡り、中国本土へ。

本土側にも高層マンションがたくさん立ち並んでいます。ガイドさんによれば、島に住む方がステイタスが高いとのこと。

しばらく走ると高いビルは姿を消し、くすんだ建物とお店、畑の風景になってきました。

イタリアでもそうだったけど、こういう所を見ると違う国に来てるんだなと思います。

畑には、背丈ぐらいの大きな葉っぱがわさわさと広がる植物が植えられていました。

これはバナナなんだそうな。暖かい地域だから、果物の栽培が盛んらしいです。

途中、ガソリンスタンドで1回の休憩を挟み、3時間くらいで土楼の入口らしき建物に着きました。

そこで入場券を買って、さらに車で土楼のある場所まで行くようです。

土楼に向かう前にまずはお昼ごはんを、ということで食堂へ。

見た目はすごく大衆的な感じだけど、離れに個室がいくつか並んでおり、そちらに案内されました。

この辺りはレストランがほとんどないから、お口に合えばいいんですけど…とガイドさんが心配してくれたのですが…。

あまりお口に合いませんでした…。ここだけじゃないけど、やっぱり全体的に油っぽいなと感じてしまいます。

そこからは片側1車線で道は比較的整備されているもののかなりカーブがきつい道が続きました。

やっと車が止まり、道の端に設けられたデッキから下を見ると。

Dorougaikan_2 

ついに出会えた土楼。方形の屋根とそれを取り囲む丸い屋根、山の中に突如として現れる幾何学的な形。不思議な眺めです。

それから細い階段を降りて土楼へ近づきます。

Kaidan_2 

途中、観光客用ではないトイレをちょっとのぞいたら、みごとに長い溝だけ切ってあるニーハオトイレでした…。

近くで見る土楼は、石をきっちり詰めた土台と土で厚く塗り込まれた壁とで何とも頑丈そうです。

Kabe_2 

1階部分に窓がなく、上方にある窓も小さいのは盗賊などから守るためらしいです。

土楼の周りに溝が切ってあるのは風水上の理由で、お金がよく巡るようにとのこと(…多分。うろ覚えなので自信ないです)。

門をくぐり、土楼の内側に入るとこんな感じ。

Nakaniwa1

Nakanwa2Nakaniwa3_2

Hokora

Inu

Niwatori

Tobira 

強固に守られた壁の中、中庭をぐるっと囲んだこんな住居で一族暮らしていたら、それは結束は固くなろうというもの。

現在、この中庭では、いろんなお土産ものを売っています。

土楼グッズのほかには、お茶や霊芝が目立ちました。

Reishi

外側にもお店が出ていたりしますが、小さな畑があったり、何かが干してあったり、おばあちゃんが佇んでいたり、ここでの生活の息遣いが感じられます。

Hoshi_2

Sentakumono

Tatazumu_2 

次は山道を下り、別の土楼へ。

現存する最も古い土楼とのこと。ここは先ほどの土楼群より高く、5階建てでした。

Dorou2

中に入ってみると、よく見ると柱が斜めになっていたりするので少し心配…。

ふと気付くと、運転手のお兄ちゃんが隅っこのお茶売りの所で座りこんで売り子とお茶を飲んでおり、それが何だかとてもよい光景でした。

<おまけ>土楼中庭で見かけたもふにわとり

Mofu

しあわせ湯たんぽ

冷えとりを始めてから、湯たんぽを買いました。

いまどきのレンジでチンするやつでも、プラスチックでもブリキでもなく、いちばん扱いの面倒くさそうな陶器製。

それは、前述の2冊はどちらも陶器製を勧めているから。感化されやすいのです、けっこう。

靴下も天然素材なら、やっぱり湯たんぽだってそれに近い方がいいような気もしたし。

楽天で「陶製湯たんぽ」とか「陶器 湯たんぽ」で検索するとけっこう出ます。私が買ったのは、確かお値段2,000円程度。

Img_4655

こんなの。

買ったのはまだ真冬の2月頃だったと思います。

本当は寝るときに使うものだと思いますが、私はそれは考えていませんでした。

ベッドに入れたら、陶器製だけに寝ている間に蹴り落として割りそうで怖いから。

私が、ではなく同居人が、です。

私はそこそこ寝相がよいけれど、彼は夜中にけっこう動くので危険な気がして。

私が主に使おうと思っていたのは、自室の机に座っている時。

朝起きて化粧をする、朝食を摂る、帰ってから小鳥と遊ぶ、ネットを使う…などなど、家にいる間にこの机の前にいることはけっこう多いです。

部屋が北側でデスクはその窓際なので、足下がかなり冷えます。

というわけで、ここに座っている間に足を温めるものとして使おうと思ったのです。

湯たんぽが届いた夜、さっそくお湯を沸かして入れ、古いバスタオルで包んで机の下に置き、足を載せてみました。

載せてしばらくは何も感じないのだけど、ほどなくしてじわわわ〜と伝わる温かさ。

あったかいというよりぬくい、という言葉の方がぴったりきます。

直線的でない、やさしい温かさです。

これでひざかけで脚を包めば、真冬でも足下が冷たくて不快ということはなくなりました。

私だけちょっとお昼寝する時や、同居人が調子が悪いとか寒いとか言って横になっている時にはベッドに入れて使うこともあります。

布団の中に入れると、これがまたほんわかした幸せな温かさ。

温かさは長持ちするし、必要なのは朝と夜、1日2回分の水とそれを沸かすガス代だけなので経済的(多分…電気使うよりは)。

キルティング布で作ったカバーが一緒に売っていることがありますが、私は今のところバスタオル包みで間に合ってます。

足を載せているうちに、たまに包みがずれるのが難点ですが。

そのうち袋…作るかもしれません。気が向いたら。

地震のこと…その3:小鳥の備え

あの大地震とその後の余震の中、我が家でもっとも平然としていたのはうちの文鳥たちでした。

でも、もし避難しなければならない程の地震が来た時に、私が守らなければならないのは第一にこの小鳥たちなのです。

(同居人は一応大人の男なので大丈夫だろうという認識)

まず考えられるのは、今回のように仕事中に地震が来て、数日家に戻れなくなること。

エサのストックはもともとかなり多めにしているので備蓄という点では大丈夫だけど、ケージに入れているエサは、選り好みが過ぎないようにと思い1.5日分くらいでした。

あの地震の日からは、エサは3日くらいは耐えられそうな量を常に入れておくことにしました。

水はバナナ水入れを使っているので、多分3日くらいはもつと思います。

そして、もし文鳥連れで避難しなければならなくなったら。

神戸の猫カフェならぬ小鳥カフェ「とりみカフェ ぽこの森」さんのブログに、小鳥避難セットの説明を発見しました。

http://ameblo.jp/torimicafe/entry-10829837685.html

自分に何もなければ、家にあるもので最低限小鳥を守って、避難することはできそうです。

ただ…自分に何かあればどうしようもないし、何とか帰ってみたら家に入れない…ということもあり得るでしょう。

こればかりは、それが起こらないように願うしかありません。

震災関連の報道で、最近ペットの話題も目にするようになってきました。

そういうニュースはやっぱり犬猫中心になりますが、地震や津波で亡くなってしまった小鳥も、おそらく多くいるのでしょう。

それを思うと、ただただつらく悲しいばかりです。

聞いた話ですが…

人も動物も、死んだあとは虹の橋を渡ってあの世へ行きます。

自分より先に亡くなったペットは、その後飼い主が死んで虹の橋を渡る時、あの世側の橋のたもとまで迎えに来てくれるのだそうです。

…少しだけ、希望が差すような優しい話だと思います。

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